ツンデレとは、普段はツンとして無愛想な女性が、好きな人とふたりきりになる場面ではデレっと甘えてくる、性格のギャップを表す言葉。ツンデレぶりがかわいくて好きという男性がいる一方で、「ツンデレ女子は苦手」という人も多いようです。そこで今回は、ツンデレ女子に対する男性のリアルな本音を紹介します。
ツンデレ女子って本当にモテるの?
アニメなどの影響もあり、ツンデレ女子がもてはやされた時期がありました。ブームといえる状態からは落ち着きましたが、すっかり女性を表す言葉としては定着しましたよね。
ツンデレ女子がモテる理由5つ
上記のアンケートで、「ツンデレ女子が好き」と回答した人に、その理由を聞いてみました。多かった意見を5つにまとめたので、ご紹介します。
かわいいく感じる
ツンデレ女子をかわいいと感じる回答は、とても多く見られました。感情表現が苦手で、素直に甘えられない不器用な部分などを、愛おしく感じるようです。
ギャップがいい
冷たい、感じが悪いと思っていた人に優しくされると、印象が大きくプラス方向に振れることがあります。これを心理学では「ゲインロス効果」といいます。ツンデレ女子に対してギャップ萌えするのは、このゲインロス効果の一種でしょう。
たまに優しくされると嬉しい
いつもデレデレした態度でいられると、それが当たり前になってしまいがち。たまに優しかったり、甘えたりしてくるからこそ、ツンデレ女子好きには、ありがたいご褒美になるのです。
自分の前だけで見せる姿がいい
普段はしっかりしていて、人の助けなんて必要としなさそうな女性が、自分とふたりきりのときには別の顔を見せてくれる。そんなツンデレ女子ならではの特別感に惹かれる男性は多いものです。
個性的
アニメやドラマの世界では見かけることが多いツンデレ女子ですが、現実の世界では絵にかいたようなツンデレ女子は少ないかもしれません。そんなツンデレ女子の個性に、希少価値を見出す男性も一定数いました。
ツンデレ女子はもう古い?ツンデレ女子が嫌いな男子のホンネ5つ
めんどくさい
シチュエーションなどによって極端に性格が変わってしまうのは、よくいえばギャップ萌えになります。しかし、悪くとらえると性格にムラがあることに。そんなツンデレ女子の性格をめんどくさいと感じる男性も増えています。
ツンツンと、そっけなくされたと思ったら、場所が変わればデレて甘えてくる。いじらしく感じることもできるでしょうが、コロコロと変わる態度に、扱いに困る場合も。
ツンが強すぎるのはイヤ
ツンデレ女子のツンの状態があまりにキツイ態度だと、それにウンザリしてしまうことも。照れ隠しだとしても、人前で強い言葉で罵倒されたり、冷たい態度を取られたりすれば、それだけでげんなりしてしまうもの。気分を害する男性もいるでしょう。
グループで出かけたときなど、その間ずっとキツイ言葉を浴びせられ続けて、帰ってきてから人が変わったように甘えられても、そんな気分にはなれない……という場合もあるでしょう。
いつもデレてほしい
せっかく恋人同士になったのですから、いつも仲良くしていたいと考える人が大半でしょう。恋人とは、お互いに優しい態度で向かい合いたいもの。それができないツンデレ女子と、あえて恋愛したいとは思わない男性も多いです。
素直になれない性格なので、仕方のない面はあるのでしょうが、男性としては、いつだって分かりやすい好意を向けてほしいと考えるもの。
自分勝手な気がする
周囲に人がいるときなどは、冷たい態度でそっけない扱いをする。ふたりっきりになると別人のようにデレてくる。これは物語の世界のキャラクターの行動としては、いじらしくてかわいらしい態度かもしれません。
しかし現実の世界で、このような態度で接してくる女性に対しては「自分勝手な女性」としか思えない場合も。自分の気分や都合で、態度を使い分けているとしか思われないのです。
本心が見えない
冷たいときもあれば、優しいときもある。これはされる側の人間にとっては、非常に戸惑う行動です。「本心はどれなんだろう」そんな疑問を抱えてしまいます。
物語の世界なら、ツンデレ女子というキャラ設定を見る側が理解しているので、不器用な性格からの行動だと理解できるでしょう。しかし、現実では、その人の性格を把握するのに時間がかかります。理解される前に遠ざけられる可能性もあります
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モテるツンデレ女子の特徴を3つ紹介
ツンデレ女子の特徴的な行動
ツンデレ女子は内面を素直にさらけ出すのが苦手。自分の内面を見透かされない態度を取ります。会話をしても、そっけない受け答えが多いです。冗談をいっても「あっそう」といった感じの対応なので、冷たい印象を受けるでしょう。
人に頼ったり、甘えたりするのが苦手なので、困っているときなど手助けしようとしても、意地を張って、断ってしまうことも多いです。しかし、一度心を開くと笑顔を見せたり、甘えたりするギャップをかわいく感じるのです。
ツンデレ女子の特徴的な言動
言動においても本音を隠そうとするので、ツンデレ女子ならではの特徴が見られます。自分が褒められるのも、相手を褒めるのも苦手。褒められると「大したことないよ」と謙遜したり、「当たり前でしょ」と強気な態度になったりします。褒めるときは、「あんたにしてはやるじゃん」など手放しで称賛はしません。
キツイ言葉を浴びせることもありますが、性根の部分は優しいのがツンデレ女子。言動とは裏腹に親切にしてくれるような部分がツンデレ好きにはたまらないのでしょう。
ツンデレ女子の特徴的なLINE
ツンデレ女子のLINEでの対応は、「LINEでは素直になる」場合と「LINEでもツンデレを発揮する」場合の2パターンに分かれます。前者の場合は、日ごろのツンツンした感じが影を潜めて、「今日は楽しかった」「○○君と一緒だと楽しい」と面と向かっていえないことをLINEでは素直に伝えてくるでしょう。
後者の場合は、「ヒマだからLINEしてみた」など日常と変わらないツンツンした表現をするもの。またLINEの返信も、嬉しい気持ちを悟られたくないと考えて、しばらく未読無視にしたり、既読スルーをしたりする行動が見られます。
逆効果なツンデレ行動3つ
ツンが攻撃的すぎる
ツンデレ女子が好きといっても、ツンの部分があまりにも無愛想すぎたり、攻撃的すぎたりすると、その時点で「ちょっと怖い人」という印象を与え、避けられてしまいます。
話しかけるのをためらうぐらい冷たい態度で接する、心をえぐって傷ついてしまうほどのキツイ言葉を浴びせるなど、下手にツンデレキャラを意識すると思わぬ失敗が待っているのです。
デレを見せる機会を逃す
ツンデレ女子がかわいく思われるのは、素直に自分を表現することができない不器用さからです。つまりツンのあとにデレの部分を見せることで、初めて効果を発揮するのです。
ツンデレを恋愛に活かすには、ギャップを見せるために十分な時間が必要。合コンなど短期決戦の場では、デレてるところを見せられないので不向きです。
ギャップにドン引きされる
大勢いるシチュエーションでキツイ言葉を浴びせたり、冷たい態度を取ったりしていたのに、ふたりだけになったら、子どものように甘えてくる。ツンとデレのギャップがあまりに激しく過ぎるとかわいいよりも豹変ぶりに怖さを感じることも。ツンデレはバランスを欠いてしまうと「危ない人」扱いされる難しさがあります。
ツンデレを使って恋愛を優位にすすめるには?
はじめに紹介したアンケートにあるように、ツンデレ女子を好む人がいる一方で、6割の男性はツンデレ女子をあまり好まないのです。なのでツンデレ的な傾向がない人があえて、恋愛テクニックとしてツンデレを用いる必要はないでしょう。
好きな人に素直になれない、ツンデレ気質がある人は、ツンとデレのバランスを考える必要があるでしょう。バランスを良くするためには、好きな人に対して、素直になろうと心がけること。素直さを意識すれば、ツンが強くなりすぎず、デレの部分でかわいい面を見せられます。
ツンデレ女子はバランスが大切
好まない男性も多いので、恋愛テクニックとしてツンデレ女子になるメリットは少ないようです。しかし、ツンデレ好きも一定数いるので、元々、ツンデレ気質がある女子は、ツンとデレのバランスを意識してアピールすればモテにつながるでしょう。